愛鳩サロン

愛鳩の友


  愛鳩の友 創刊50周年記念

 
 愛鳩の友 創刊50周年記念
 表紙と共に振り返る愛鳩の友50年史
 

1956年4月、鳩界待望の新雑誌『愛鳩の友』創刊。さまざまな銘鳩・俊鳩が誌面を賑わしてきたが、とりわけ表紙を飾った鳩はその月のスターであり、愛鳩家たちの垂涎の的であった。創刊から50年間の4月号にスポットを当て、表紙に登場した鳩を中心に、小誌の足跡を振り返る。

→創刊号は2協会の品評会1席鳩が表紙を飾った

 
 ニッポンTODAY
 
三賞の今春 第1回 連載1 <全日本最優秀鳩舎、新たな輝きを求めて>
 
 今年もついに春レースが始まり、各地での激戦が予測される。そんな中、昨年、厳しい規定レースをくぐり抜けて、日本鳩界の頂点に登りつめた全日本最優秀鳩舎賞の八鳩舎もまた、ゆっくりと始動しつつある。トップ8の今春を追う。
 
地区CH賞の今春 連載第1回・新しいシーズンを迎えて
 
 2005年、誉れ高い地区CH賞に輝いたのは30鳩舎(全日本優秀鳩舎賞は除く)。各地区ごとの苦闘を勝ち抜き、さらに厳しい規定をクリアした者だけが手にすることができた。受賞者達は、新しいシーズンをどのように迎え、レースに取り組んでいるのか。今回は関東地区の面々に訊ねてみた。
 
 ヨーロッパTODAY
 
ル・ボルドーの威光
 2005年LCBナショナル最優秀鳩舎賞1位などタイトル多数獲得
 ベルギーを代表するオールラウンドフライター! (前編)
 
 6年間にゼネラルチャンピオン賞1位を44回獲得し、優勝はなんと80回!! その勢いは誰も止められない。30年近く前に生まれた超銘鳩“ル・ボルドー”の直系たちが、フィリペン父子を世界随一のオールラウンドフライターに押し上げる。
 
銘鳩フリューを超える
 3年連続エースピジョン1位、優勝13回! 新時代を担うスーパー・レーサー“ジダン”

 酷似した翔歴からニューヒーローは、銘鳩ル・フリューを彷彿とさせる。新時代に君臨するレーサーの名はジダン。新将軍に流れる血潮は今、銘鳩を超え歴史の一頁を刻む。

 

スピード&タフネスで
 05年オルレアンNPO第7地区13,181羽中優勝 バンバクト共同鳩舎

 自鳩舎が誇る最強の飛び筋でバンバクト共同鳩舎が
オルレアンを制覇する。優勝鳩の体内にはベルギーの中距離スピード界を代表する銘血が流れていた。

 

ブラウヴェ・ファノーペンの力
 最高基礎鳩の近親ラインでオランダ・マルセイユN優勝・IN7位
 ハリー&ロジャー・ワイナンツ父子

 確かな飛び筋は優れた種鳩を持つことから始まる。オランダ長距離界を代表するH&R・ワイナンツ父子は最高の基礎鳩“ブラウヴェ・ファノーペン”の孫・直子掛けの近親鳩で05年マルセイユN優勝を獲得した。

 

銘血がもたらす初栄誉
 2005年ブールジュN9、893羽中3位 ロジャー・ブレムス

 愛する父と兄が、自身のピジョン・ライフから姿を消した時、フライターは勝負に目覚める。そして2005年、譲り受けたストセスのラインで、見事ブールジュN3位入賞、勝利は2人の師に捧ぐ感謝の意と言える。

 

栄光を導くリアリズム
 2005年ブールジュN26,679羽中5位 ブールゲ・ミッシェル

 強豪ひしめく激戦区、リンブルフとブラバンドに隣接するリエージュ地区。エリアの未来を担う中距離の雄、ブールゲ・ミッシェルは、2005年ブールジュN5位に入賞を果たし、一躍脚光を浴びる。

 
 2005年度ラ・コロンボフィル・ベルジ紙ナショナルCH&エースP賞表彰式
 毎年、世界中の著名レースマン一同に会す伝統あるラ・コロンボフィル・ベルジ紙(以下CB紙)ナショナルCH&AP表彰式。去る2月4日(土)、ワロン地区ニフェルスにあるホテルで2005年度同表彰式が盛大に開催された。

↑強豪ヨス・トーネが4年連続ゼネラルチャンピオン賞を受賞! 4年連続でCB紙ゼネラルCH賞成鳩&1歳鳩部門1位を獲得したヨス・トーネ(中央)と夫人(左)。表彰式に出席した愛鳩の友社社長・明神庄吾(右)は、氏の並外れたパフォーマンスを讃えた。

←CB紙ゼネラルCH賞若鳩部門1位を獲得したP&P・フィリペン父子(中央と右)。明神庄吾(左)より、豪華なトロフィーが授与された。

 


 

 
 注目!スペシャル分譲&オークション

愛鳩の友誌 創刊50周年記念超特価セール
 【ピート・デウェールト】
 …………伝説の愛鳩家が選定した銘血ブリーダー
 【ボールティング】
 …………長距離界の王者ボールティングが誇る銘血
 【ヘルボーツ】
 …………ヘルボーツの銘血スピードバードが勢揃い!
 【アラカルト】
 …………ヨーロッパの銘血を驚きの価格で大放出!

長距離王 ハリー&ロジャー・ワイナンツ父子 CH直系分譲
 ワイナンツ父子の最高種鳩・ブラウヴェ・ファノーペンの孫がオランダ・マルセイユN優勝!
 
4月号パワーアップ・オークション
 春の訪れとともに、銘血・銘鳩をあなたの鳩舎に!

 
 永遠の銘系・その48 巨匠ド・クラックの遺産

 世界中の愛鳩家たちに惜しまれ、2004年3月にこの世を去った“ド・クラック”ことヨス・ファンリンプト。巨匠が生涯を掛けて残した偉大な銘血は、永遠に生き続ける。

→NL03−1407950 B ♂
父方祖父にワンダー13を持つ銘血レーサー。
★翔歴★ 
  フェルヴィン 694羽中180位
 ホウデン    662羽中 62位
 モルリンコート470羽中113位
 ハースロード 335羽中 74位

 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.24
  “ミューレマンスの雄にはヤンセンの雌”。何度となく繰り返し紹介された交配セオリーだが、このセオリーから生まれ、優れた鳩にかかわらず、ミューレマンスの陽性因子を引き継いだ鳩同士の交配からは次へと繋ぐ鳩が生まれない。せっかく誕生したミューレマンスの良い雌鳩を生かすための次なる交配セオリーが必要だ。筆者の豊富な経験と鋭い勘は新たな扉を開いてくれる。ミューレマンスの雌鳩に適応する雄鳩は、その系源に“ファンデンボッシュ×ヤンセン”の交配が絡むラインだと言う。両者から生まれたミューレマンスの雄鳩とヤンセンの雌との交配から再び優秀な鳩は生まれる。
 
 誰も知らない 鳩の夜間飛翔  シリーズ第7回

  「鳥目」という言葉があります。人間の病気「夜盲症」のことを指す言い方です。
 明るいところから急に暗いところにいくと、しばらくは何も見えませんが、次第に目が慣れてきて見えるようになってきます。「暗順応」という反応ですが、夜盲症とはこの暗順応がうまく働かず、暗いところでものが見えにくい病気です。先天的なものと、ビタミンA不足などからくる後天的なものとがあります。
 暗いところでものが見えないという症状を、鳥になぞらえているのですね。ということは、人は「鳥は夜目がきかない」と考えているわけです。

 
☆愛鳩の友2006年3月号の紹介☆
2006年2月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY
日本伝書鳩協会主催 東京ピジョン・オリンピアード開催……年々歳々華やかに!
 
 
「池袋サンシャインシティ文化会館」を会場に、1月14日、15日の2日間にわたり第30回東京ピジョン・オリンピアードが開催された。受賞者、来賓、協会役員、チャリティーオークション参加者など延べ300人を超える来場者があり、日本伝書鳩協会主催のメイン・イヴェントは今年もおおいに盛り上がった。
 
オルレアンへの道……東坂東Rg座談会
 
  東坂東連盟と埼玉連盟の合同放鳩となった昨秋のレジョナルレース。この企画の発案者である渡辺正連盟長を中心に、今回のレースの意義、今後の発展について等、東坂東連盟の役員同士が闊達な意見を述べ合った。座談会にはRg総合優勝の小野久雄氏、西地区総合優勝の本田勝氏も出席。率直な感想を語った。
 連盟を超えた秋レースという斬新な企画は、オルレアンレースのような大イベントになることが期待された。
 
☆ヨーロッパTODAY
ベルギー・サンバンサンの歴史
 
 長い歴史を誇るサンバンサンレース。起源は1862年、約150年前まで遡る。時代の変遷のなかで、レースは中断と再開を繰り返し、クラシックレースと呼ばれるまでに至った。由緒ある長距離レースには、ベルギー鳩界が誇る銘レーサーが挑んできた。何故に人々を魅了し続けるのか。王国ベルギーにおけるサンバンサンの歴史を振り返る。

 
語り部を変え伝説は続く……銘系クラック・ヤンセンを継承するボルグマン兄弟
 
 命を削りピジョン・スポーツに全てを捧げたド・クラック。伝説の巨
人は死してなお、その偉大さを証明する。ヤンセンからクラック、そ
して銘系はクラックの甥・ボルグマン兄弟へと引き継がれる。
 
クラシックラインで掴んだ勝利 2005年サンバンサンSN 1290羽中優勝
ヤンス・アーノルド鳩舎
 
   2005年、1290羽が参加しサンバンサンSNが開催された。誉れ高いクラシックレースを制したのは、アーノルド・ヤンス。ベルギー最古の街に住むフライターは尊敬する師のラインで勝利を収めた。
 
巨匠に誓う次なる目標 2年連続サンバンサンN&INシングル入賞
ロベルト・カレッテ
 
 2007年のオリンピアード開催地として盛り上がりを見せるオーステンド。ドーバー海峡を望む港町に、2年連続サンバンサン・シングル入賞を果たしたロベルト・カレッテは住む。フロリゾーネの血筋を汲むブラウヴェ・サンバンサン、小さな体には銘血が流れている。
 
鳩を愛し、ビールを愛する 2005年シャトローIP優勝&スーイラックN8位
ワロン地区の女性フライター カイエ&ヴァーレム

 
  ベルギー南部に位置するワロン地区。マルク・ローセンス、マルセル・アングリバン、リチャード・メルシュなどの強豪がひしめくこの地で女性フライターがシャトローIP優勝、続いてスーイラックNで8位に入賞を果たした。登録名はカイエ&ヴァーレム。
 

世界一の銘血コロニー 2005年リモージュNイヤリング部門17,456羽中優勝
ベルギー最強コンビ デノー&ヘルボーツ共同鳩舎
 
  1998年からタッグを組んだ、デノー&ヘルボーツの共同鳩舎が、2005年も実力を如何なく発揮する。大羽数が参加したリモージュNをみごと制覇した。世界的にも有名な銘系ブリーダー陣と、抜群の配合センスが結実!

 

スピード王プロス・ローザンを抜く 2005年ブールジュNU優勝&最高分速記録鳩を作出
ハイソン&ファンブラバント
 
 コンビを組んで10年目、ハイソン&ファンブラバント会心の作出鳩がブールジュで待望のN優勝を果たす。総羽数55,386羽中の最高分速も記録し、2人が目標としてきた“スピード王”プロス・ローザンを大きく超えた。

 
☆ 注目!スペシャル分譲&オークション

愛鳩の友誌600号記念 超特価セール!
 【ボルグマン兄弟に君臨するクラック・ヤンセン】
 …………クラック・ヤンセンを基礎に作り上げたボルグマン兄弟の銘血レコードバード11羽分譲
 【最強コンビ デノー&ヘルボーツの銘血分譲】
 …………長距離エースピジョンの宝庫 デノー&ヘルボーツが贈る銘血レコードバード限定16羽
 【プロス・ローザンを抜くスピード・コンビ】
 …………10年間短・中距離タイトルを総なめ! ハイソン&ブラバントが贈るブールジュN最高分速ファミリー
 【ポール・ジルモン】
…………2大国際レース制覇の古豪ポール・ジルモン27羽特価分譲
 【ヘルマン・ブリンクマン】
 …………オランダ最遠距離の“怪物”が誇る銘血バード!
 【ヘルボーツ兄弟のカノン】
 …………優勝10回のミラクル・レーサー・オリンピアード代表鳩“カノン”ファミリー24羽
 【ジョルジュ・カチュー】
 …………プロ好みの長距離飛び筋が勢揃い ベルギー長距離CHジョルジュ・カチュー

高野武晴2代連続Rg制覇記念オークション
 埼玉の強豪・高野武晴鳩舎が誇る飛び筋36羽
 
神田亮介鳩舎大放出オークション
 欧州の銘血×記録鳩15羽
 
3月号パワーアップ・オークション
 坂本興則鳩舎、星 守夫鳩舎の確かな血筋から厳選した6羽を出陳!

 
 ☆ 永遠の銘系・その46 インブリーディングの極意

 現代のヤンセン鳩舎における銘ブリーダーとして知られるヨンゲ・メルクス近親“クランパー”。100年の歴史の中で培われたヤンセン鳩舎のインブリーディング(近親交配)を解き明かす。

→B05−6450538 BC ♂。
  ヨンゲ・メルクスの近親“クランパー”の直子である。

 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.23
 父鳩がレースで総合優勝し、その息子もまた総合制覇を遂げた時、誰もが“2代連続総合優勝”を喜ぶ。さらに体型、羽色と父子がよく似ていようものなら、疑うことなく父の優れた因子が息子に受け継がれたと考えても普通のことだ。ごく自然な発想とも思える判断だが、筆者はここで異を唱える。父親の“陽性因子”が強い程に、レーサーとしての優れた性能を現す“陰性因子”は母親から受け継がれると言う。2代連続ではあっても、息子の優れた因子は父親のものではないと言うことだ。筆者が確立した独自の交配セオリーを自らが手掛けるCH鳩を例に挙げ、展開していく。
 
☆ 誰も知らない 羽ばたきの仕組み  シリーズ第6回

  筋肉には、目に見えるダイナミックな働きと、表からは見えない静かな働きの2種類があります。
 ダイナミックな働きとは、走る、飛ぶ、跳躍するなど、身体を動かす働き。静かな働きとは、活動のエネルギーを蓄えておく、体温を生み出すなど、代謝に関わる生理学的な働きです。どちらも動物の生命を保つために欠かせない身体活動です。
 今回はまず、目に見えるダイナミックな動き、ことに「羽ばたき」の仕組みについて考察してみます。

 
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