愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 シルバーエイジ賞決定! 完全分速率1.0で勝利を分かち合う!
 
第1回 シルバーエイジ賞発表
乙川 清鳩舎(新潟北越連合会)(写真左)、尾内一郎鳩舎(葛飾支部)(写真右)

 本年より新設されたタイトル、シルバーエイジ賞は、去る5月30日をもって受賞申請の締め切りを迎えた。70歳以上の現役フライターは、長距離レースを舞台に様々なドラマを作り出す。結果は悲喜こもごも、受賞申請を行ったのは8人のベテランたちである。ドラマは、想定外の展開を迎えた。2鳩舎が、申請レースで優勝を果たし、完全分速率1.0を叩き出す。
 同率に並ぶも、分速で上回ったのは、尾内一郎鳩舎(葛飾支部)。日鳩会長という重責を担う一方で、レースでも常に第一線を走り続ける。自鳩舎トップは、分速654メートル台を記録し、合同会優勝(総合3位)を果たした。この1羽は、都知事杯でも総合7位に入賞、今季連盟のエースピジョン賞に輝く。
 もう一つの王座を射止めたのは、乙川清鳩舎(新潟北越連合会)である。北陸長距離界の大御所は、桜花賞総合優勝を飾った。福岡空港からの西コースは、厳しい展開を強いられた。超耐久戦となり、レーサーが家路に着いたのは、放鳩3日目となった。
 「第1回目には縁があるんですよ。初めて総合優勝を飾った地区Nも、佐世保桜花賞をワンツーで制した時も第1回開催でした。県会議長賞700キロ、そして新潟が2連盟になって初めて開催された菊花賞でも総合優勝。本当に縁がある」
 諦めかけた中で掴んだ勝利だった。成せば成る。また一つ鳩から教わったと、ベテランは勝利を噛み締めた。

 
 愛鳩の友誌 創刊50周年記念企画 Part.4(1982〜85年代編)
 長距離の覇者 偉大なるGCHたち
 

 延べ飛翔距離よりスピード。この時代(1980年代初頭)あたりからGCHの審査傾向が変わりはじめる。鳩のレベルが上がり、訓練、管理の技術もレベルアップし、「帰って来るのは当たり前」の時代が訪れると、CHやGCHに求められるのは「スピード」と「安定性」となっていったのである。「全レースでコンスタントに上位入賞するようなタイプが理想」とされた。
 この時代のGCHたちを見てみると、82年度GCH鳩イージー・コック号は短・中距離でも上位入賞できるスピードを秘めたレーサーであったし、同年の持田119号の延べ飛翔距離は10,400キロと歴代でも最短の部類であった。 反面、延べ飛翔距離26,300キロの76AK4915号や、1200キロを7回飛んだキングセブン西鹿児島号など、純長距離レーサーもいる。 安定したスピードと帰巣性。この2つを兼ね備えていなくてはGCHを獲得することは困難な時代へと突入したのだ。ハイレベルな80年代のGCH鳩に迫る。

紹介している銘鳩
【富王号】 【よことみエヌ号】 【イージーコック号】 【杉山4016号】 【持田119号】
【飴田稚内タフ号】 【アヒル・ボス号】 【77EM7362号】 【76AK4915号】
【キングセブン西鹿児島号】 

 
 ニッポンTODAY
 

第43回東日本CH座談会 選ばれし10の王座!!
 
 春レースを締めくくる伝統の一戦・東日本CH。今年は、天候に左右され、史上稀に見る渋い展開を見せた。厳しいチャンピオンロードを制したトリは、1割にも満たない。死闘を潜り抜け、トップ10の栄冠を掴んだ10人のフライターたち。彼らに、東日本CHを振り返って頂いた。
 

 

第2回ジャパンカップオープンレース座談会
翌日レースを制した10人の男達 第2回ジャパンカップオープンレース・ベスト10集結

 
  5月8日8時10分。雲ひとつない晴天の下、ジャパンカップの火蓋は切って落とされた。北海道初山別から、遥か家路を目指すのは総勢3,129羽。昨年、大きな反響を呼んだオープンレースは、第二章でも大きなドラマを生む。翌日戦を制した上位入賞鳩舎の必勝ポイントはどこにあったのか…。調整法を中心に紹介する。

 
 ヨーロッパTODAY
 
優れた遺伝力にパワーの源 2年連続バルセロナIN上位入賞&CHシップ1位獲得
ルック&ヘラルド・ヘルボーツ父子の最高傑作 スーパー・ブラウヴェ・インター・バルセロナ
 
 今や超長距離バルセロナのスペシャリストとして名を馳せる。ルック&ヘラルド・ヘルボーツ父子の近年の活躍は、地元リンブルフ州に留まらず、国際レベルでの評価を受ける程に目覚しい。父子の大いなる飛躍の扉を開いたのが、100%ファンデウェーゲンの最高傑作スーパー・ブラウヴェ・インター・バルセロナだ。
 
時を越える遺伝力 カレル・ミューレマンスの黄金基礎カップル
アウデ・ファンデンボッシュ&ブラウ・ヤンセン

 
アーレンドンクの伝説として、かのヤンセン兄弟同様に語り継がれる巨人がカレル・ミューレマンスだ。数奇な運命を背負いながらも、自らの誇りとして深い信頼を抱く基礎カップルの銘血を維持し、今日の鳩作りに繋いでいる。
 
栗色の宝石を巡って
ヤンセン鳩舎から消えつつある伝説のレッド・ヤンセンを巡る旅

 
1970年代、過剰なマスメディアの影響によって、ヤンセンの栗鳩たちは外国人に買い占められることになった。
 「栗色の宝石」を巡る周囲の喧騒と、ヤンセンの源流から現代へと生き続けるレッド・ヤンセンの血脈を考察する。
 
世界が注目するスピード王
基礎鳩ド・アスが築いたゴメール・フェルブルッゲンのスピードCHコロニー

 
 20年間でナショナルレース優勝10回を含み57回ベスト10入賞を果たしている中距離の王者ゴメール・フェルブルッゲン。基礎鳩ド・アスの直系が形成するベルギー最強のスピードCHコロニーの勢いは、80年代から現在に至るまで止まらない。そして今シーズン、ブールジュN一歳鳩部門で念願の優勝を果たし、世界を震撼させる。
 
 
 注目!スペシャル分譲&オークション

分 譲
 【スーパーブラウヴェ・バルセロナ 直系13羽】 L&G・ヘルボーツ
 【黄金カップルライン9羽】 K・ミューレマンス
 【基礎鳩ド・アス直系17羽】 G・フェルブルッゲン
 【入手困難! 栗のダイレクト・ヤンセン】 ヤンセン鳩舎
 
オークション
 【恒例! 横地スピード系オークション 厳選51羽】 横地光彦鳩舎

 
 連載第1回 新井健仁のサクセスロード 超銘鳩と伝統の融合


 今春、本格的に鳩レースを再開した新井健仁鳩舎が、いきなり東日本GN埼玉連盟2位等の活躍で注目を浴びた。
今後はファブリーなどの主力ラインにボルグマンやヘルボーツの銘鳩を組み合わせ、新たなラインをクリエイトしていくつもりだ。新井流の実験の成果を紹介していく新連載。

 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.28
 すでに紹介したドン・ビトーの血統構成の中でも示されている。母と息子による親子配合から優れた雄のブリーダーが生まれる可能性は高い。無論、その以前に鳩自身の質は問われてくるが、この1つのセオリーに基づき交配することで、新たな可能性は広がっていくことも確かだ。今回はその応用編として筆者はバルセロナNの優勝鳩チータの血統に潜む交配法に注目し、さらにチータに始まる発展的交配法へと話を展開していく。一見、その意図が見抜けないようなペアリングに戸惑いを覚えるが、筆者は確信を持って、その狙いと成果を自らのセオリーで解いていく。
 
☆愛鳩の友2006年7月号の紹介☆
2006年6月号の目次はこちら→
☆愛鳩の友誌 創刊50周年記念企画 Part.3(1978〜82年代編)
 長距離の覇者 偉大なるGCHたち

 年々、長距離レースでの帰還率は厳しいものとなっている。今シーズン、06年に開催された北海道からの3大長距離レースの帰還率は、過去最悪に近いものとなった。ジャパンカップ約10%、東日本CH約5%、GN約4%といった結果である。これではGCHはおろか、1000キロを一回帰って来るだけでも偉業となってしまう。
 原因は様々に推察することができる。天候、猛禽類の増加、電磁波、純長距離バードの減少、レース体系の変化、等々、複雑な要因がからみあっていることは間違いない。各フライターも、暗中模索で解決策を探しているのが現状だろう。
 今回紹介する1978年から82年のGCH鳩たちの共通項を見ると、在来系、地元の飛び筋を生かしきっているということである。この時代に3年連続GCH鳩を誕生させ、岩城系を確立した岩城幸夫鳩舎。津軽系の代表鳩“津軽ランサー1号”。現地特産品とも呼べる個性的な鳩が無数に存在した――そんな時代に学ぶことは多い。

紹介している銘鳩
【ブルー・シグナル号】 【ブーメラン号】 【ブラウエ・ヒンメル号】 【フェニックス・クイーン号】
【岩城57号】 【津軽ランサー1号】 【サルヒメ号】 【グランドつくも号】 【岩城32号】 【岩城37号】

 
☆ニッポンTODAY

ドリームレース、第2章……第2回ジャパンカップレース
 関東CHがリニューアルし、昨年よりオープン参加となったジャパンカップ。2度目の開催となる同レースは、予定より1日日延べの5月8日に放鳩された。我々取材班は、放鳩地である初山別に車を走らせ、その放鳩の瞬間を追った。

 

 

苦難のチャンピオンロード……東日本CH 放鳩ドキュメント
 5月9日、今春のフィナーレを飾る東日本CHが、関東中のフライターが注目する中ついに放鳩の時を迎えた。その日、天気予報は大幅に外れ、北海道から関東にかけて厚い雨雲が覆うCH史上最大の渋い展開となる。記録されたトリは416羽。まさに苦難のチャンピオンロードとなった 。

 

 
三賞の今春 最終回 <長距離レースを終えて>
 
 最終戦、長距離レースに挑んだ三賞フライター。しかし、稀に見る難レースとなったのが、東日本CHと東日本GN。ハードな展開の中、昨年、日本鳩界トップ8に輝いた彼らは、いかに戦ったのか。今春を振り返って何を思い、来春に何を目指すのかを語ってくれた。
 
地区CH賞の今春 連載最終回 春レース閉幕。そして…
 
  約3ヶ月に及んだ春レースがついに幕を閉じる。泣いたもの、喜んだもの、表情はさまざまかもしれない。昨年の地区CHたちは、どのようなエピローグを迎えたのだろうか。「06年度版地区CH賞の今春」最終回。
 
☆ヨーロッパTODAY
永遠なれ!クラック・ヤンセン
 オランダが生んだ伝説の巨人 “ヨス・ファンリンプト・クラック”が遺した偉大なる銘血
 
 今や世界中に、その名前を知らない者は無い。生きながらにしてオランダの神話として語り継がれた名匠“ド・クラック”ことヨス・ファンリンプトの偉業は、未来へ向け新たな伝説として語り継がれる。
 
☆ 注目!スペシャル分譲&オークション

恒例! サマーセール
 …………【長距離APの宝庫 デノー&ヘルボーツ】、【ベルギーの最強鳩舎 ヨス・トーネ】、【銘血スピードチャンピオン群】、【銘血チャンピオン・ファミリー】、【APの宝庫 M&I.ファンデルスミッセン】、【オールラウンドCH鳩舎 コープマン父子】、【ベルギーのスピードCH鳩舎 ヘルボーツ兄弟】、【ワロン地区中距離CH デュトラノーアの銘血】、【プロ好みの長距離飛び筋 ジョルジュ・カチュー】……今がチャンス!
 
今回限りの特別価格! 巨匠クラックの偉大なる遺跡を偲ぶ
 …………故人ヨス・ファンリンプト・クラックが世界の愛鳩家に遺した銘血バードが勢揃い! 限定16羽!

 
 ☆ 永遠の銘系・その51 銘血と実績が生んだAP A&E・ウィレムス


 ブラバント州のウィレムス父子が誇るスーパーCH“キング・アルベルト”の異父兄弟は、カレル・デレンの“ド・スーパーボーイ”を父に持ち、3年間で16回入賞という快挙を成した。

→B02−2321663 BCW ♂
★翔歴★
03年アルロン   370羽中14位
03年トゥーリー  305羽中5位
04年トゥーリー 339羽中13位
05年アルジェントン221羽中7位
 を含み3年間で16回入賞

 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.27
 生まれてくるヒナが雄であろうと、雌であろうと狙い通りの鳩が誕生することは、自らのライン作りを目指す愛鳩家の願いだ。バルセロナCH“ドン・ビトー”の血統構成を例に、その中に潜む交配セオリーを示しながら筆者は新たな発展的交配法を展開する。狙いはビトータイプの鳩を再現することにあり、その作出を可能にする鍵は親子交配にあった。一般的に行われる父娘掛けからは雄、雌関係なく高い確率で良い鳩は出来てくるが、今回は体の華奢なトリが出来やすい母息子掛けによる成功例をもとに、新たなCH誕生へと繋ぐ筆者の種鳩作りの交配法を紹介する。
 
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