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 ■半世紀 Half a century 鳩と共に生きたある50年史− Vol.7

 

 鳩で全てを失い、全てを手に入れた男 
                   小黒良作鳩舎(長岡中央連合会)

 新潟鳩界の革命的存在として、レースにおいても連盟の運営においても常に新機軸を打ち出し、先頭を走り続けてきた小黒良作さん。ヨーロッパ鳩界との交流や、数々の総合優勝、シルバー賞の獲得等、華々しい成績で知られるが、その半生は「鳩ですべてを失い続けた」ものであったという。
 鳩・人・社会―理想の鳩界実現の夢を追い続け、常識、偏見と戦い続けた小黒さんの半生とはどんなものだったのか。その先に見えた光明とは。
 
   ◆小黒良作鳩舎(長岡中央連合会・翔道六段)プロフィール

 1947年4月23日生。長岡市出身。小学生の頃から鳩を飼いはじめ、18歳でレースに初参加。82年の300K連盟優勝を皮切りに、Rg〜GN迄総合優勝多数。インブレックス系をベースに日本最高分速記録鳩を2羽誕生させる等、圧巻の強さを誇る。これまでに地区CH賞を5回受賞し、06年には新潟鳩界で26年振りになる全日本優秀鳩舎賞・シルバー賞を獲得。ヨーロッパ鳩界との深い交流でも知られる。羽越ブロック連盟、新潟連盟連盟長。良き理解者の慶子夫人は長岡中央連合会会長である。
 
 

←鳩に魅入られた少年時代の小黒氏。

 

→ 自衛隊の秘密偵察に所属していた18歳の頃の小黒氏。優秀な隊員だったという。
小黒良作鳩舎の総合優勝歴
82年300K2,801羽中総合優勝 83年羽越GP900K995羽中総合優勝
93年羽越GP900K1,708羽中総合優勝 95年平戸GN1000K1,144羽中総合優勝
99年GC600K329羽中総合優勝
   地区N700K1,511羽中総合優勝
00年地区N700K1,192羽中総合優勝
01年桜花賞1000K166羽中総合優勝 02年GC600K449羽中総合優勝
   農林水産大臣賞全国優勝
04年SC300K3,826羽中総合優勝 05年SC300K2,753羽中総合優勝
06年Rg500K1,389羽中総合優勝
   地区N700K871羽中総合優勝
   羽越GP800K563羽中総合優勝
07年GC600K139羽中総合優勝
08年GC600K226羽中総合優勝 09年羽越GP579羽中総合優勝
06年に全日本優秀鳩舎賞シルバー賞を獲得した小黒良作鳩舎。
二人三脚で歩んできた慶子夫人と共に、椿山荘で表彰を受けた。
91年、94年、98年、99年、00年、04年、06年、07年 新潟地区連盟年間最優秀鳩舎賞1位
84年笹川賞1位  97年、07年会長賞連盟1位00年、06年総理大臣賞連盟1位
00年、06年新潟地区連盟年間最優秀鳩賞1位という実績を持つ
羽越号 81AK8977 B ♂
83年羽越GP900K995羽中総合優勝
分速1,881.920m  日本新記録樹立
バースデー・ボーイ号
  99FB12451 BW ♂
  00年地区N700K1,192羽中総合優勝
  分速2,169.101m  日本新記録樹立

若き小黒氏とエミール・デニス氏。2人は同い年。

85年、巨匠アンドレ・ファンブリアーナ氏を訪ねる。
銘鳩バルセロナUをじっくりと観察する小黒氏。

03年、デズメット&マタイスとギドー氏に歓待されて
 

スペインのカナリー諸島で開催されたオリンピアードにてリタール夫妻と。手にしているのはオリンピアード記念レース優勝鳩リタール氏とは親友の間柄である。

04年と07年新潟中越沖地震では、率先してボランティア活動を行った。

 

 
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